歯周病が重度に進行してしまった場合、歯が揺れるようになってしまいます。
歯が揺れると、噛み合わせが安定せず、歯が移動して行きます。場合によっては出っ歯になったり、内側に倒れてきてしまいます。
歯並びが変化をしてしまうと、噛む位置が変わってしまい、それに合わせて噛んだ時の顎の位置もずれて行きます。
多くの場合は、奥歯が揺れて噛みしめられな句なり、噛み合わせが低くなります。噛み合わせが低くなると、顎の関節に噛んだ時の力が加わる事が知られています。顎の関節に力が加わると顎の関節の軟骨部分がずれて顎関節症になってしまうこともあります。
歯周病が重度に進行してしまって歯科治療をされる場合は、顎のズレの検査をすることをお勧めしております。
あなたが顎のズレを気にされている場合、子供の頃に顎がずれていなかったかご確認されましたか?
子供の頃から噛み合わせが悪くて顎の成長発育の段階で顎がずれてしまったと言うこともあるかとは思います。歯の生え替わりなどで顎の位置がずれていってしまったと言うこともあると思います。
しかし、子供の頃はそれほど顎がずれていなかったのに、大きくいなってから顎がずれてしまったと感じている場合の多くは噛み合わせのズレが影響しております。
歯がすり減った、沢山の歯を治したなどでずらして噛んだ方が噛みやすいなど顎をずらす噛み合わせで安定してしまっている可能性があります。
多くの場合、自覚症状がなく、顎関節症という診断が出ない事が多いのですが、実際は顎が鳴る・顎がずれているといったことは良く起こることです。
歯科治療をする際や、矯正治療をする際は、顎自体のズレを確認する必要があるのは、治療後の噛み合わせを安定させるためとなります。
そのため、まずは治療前に顎のズレの検査をする事がお勧めではありますし、ご自身のためとなります。
顎のズレの検査に関しましては、下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。
顎のズレを治すには,まず顎がどれぐらいズレているのか検査をしなければなりません.
顎のズレは顎の形の変形,顎の関節の位置のズレに分けられると思います.顎の形のずれはレントゲン検査をすることでわかりますが,顎の関節の位置のズレは見た目でわからないのはもちろん,レントゲン検査でも正確にはわかりません.
顎の関節の位置のズレは,顎機能検査という顎の動きを計測することで確認できます.
顎機能検査によってわかることは,顎の位置がどちらの方向へどれぐらいずれているのかがわかります.
それがわかればあとはそのズレを正常な位置にあわせてあげることになりますが,それには矯正治療と補綴治療,またそれらを組み合わせた治療になります.
それぞれ,お口の中の状況や年齢に応じて適応症が異なりますので,きちんとした診査診断を行ってから治療方針を決めることが必要です.
顎がずれてしまっている場合、顎の関節部分のズレなのか、骨の長さまで左右で大きく違っているのかによって、矯正治療の内容が変わります。
顎の骨の長さが左右で大きく違うのを合わせるとなると骨を削る処置が必要になりますので、外科矯正治療を行うことになります。
顎の関節の部分で、左右のズレがある場合は顎の位置を改善する矯正治療を行います。
ただ、多くの方は、それほど大きく左右の骨の長さを気にされないことがおおいので、顎の左右さをとるマルチループなどを使用した矯正治療を行います。
顎の関節が左右でズレてしまっている場合の歯科治療に関しましては、下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。
顎関節と呼ばれる顎の関節は全身にある他の関節と基本的には同じ構造です.
ただし,下顎一つの骨に左右の同じ関節が存在する体の中で唯一の変わった関節です.
関節は動きますから,ズレという表現は当てはまらないかもしれませんが,上下の歯の当たり,つまりかみ合わせによってその位置が決まるやはり変わった関節になります.
そのため,かみ合わせにがズレると顎の位置もズレるということになり,かみ合わせに左右される関節ということになります.
顎関節は,関節円板と言われる薄い組織を介して骨と骨が接しています.
その骨と骨の対向関係がズレて歯ぎしりなどの力が加わるようになると,やがて顎の関節が変形してしまう場合があります.
正常な対向関係なら強い力が加わっても適応していますが,ずれた方向に力が加わると関節に異常をきたしてしまうのです.
顎の位置のズレだけを整体等で直したとしても,かみ合わせのズレのチェックも行わなければ,もとに戻ってしまいます.
そしてまたズレたらまた整体に通う,その繰り返しを一生続けなければなりません.
顎のズレはかみ合わせのズレ,原因を除去して理想的な顎の位置にしましょう.
顔が曲がってしまっているという場合、多くは顎が曲がってしまっています。
完全な左右対象ということは少ないのですし、見た目左右のどちらかに顔が曲がって見えるということは意外に多いのです。
歯並びに関しましても、左右対象であることはあまりなく、左上がりや右上がりの噛み合わせをしていることも多いですし、真ん中が上下で合ってないことはしばしばあります。
噛み合わせのズレや、顎の成長が左右でちがうと、顎のズレてしまう原因にもなります。顎の関節の位置が左右で異なると顎関節症の原因にもなります。
そのため、顔が曲がって見えてしまう場合は、顎関節に問題がある可能性が高くなりますので、歯科治療を行う際には気をつける必要があります。
顎が後ろにずれるには,上下の歯の当たり,すなわちかみ合わせや,顎顔面の骨格の形態が関連していると言われています.
悪いかみ合わせで悪い歯ぎしりをしてしまうと,より強い力で歯ぎしりをしてしまう可能性があり,そのより強い筋力で下顎を後ろに追いやってしまうことになるからです.
下顎の動きは基本的に口を開ける動きでその際には前下方への動きであるため,後ろに押し込まれるような動きに対応する形態にはなっていません.
顎関節の後方は薄い骨を介してすぐに耳の穴,上は脳があり,下顎との間には薄い軟骨様の組織しかありません.
そのため,顎が後ろにずれると骨と骨が圧迫するような形となり,痛みを伴ったり,関節の変形に繋がる恐れがあります.
また,下顎を動かす筋肉は頭部から胸部,背部にまで関連
していることや,顎の関節周囲は耳や目の神経が近いことから
顎のずれは,自覚症状のないまま少しずつ進む場合もあるので,症状が出た場合にはかなりずれが大きくなっている場合があります.
歯医者に行くと、一般的なあご全体の歯を見るためにパノラマレントゲンというレントゲンをを撮ります。レントゲンを見ると、時々左右であごの関節の大きさがちがうことがあります。
上に出ているレントゲンがパノラマレントゲンですが、青い丸の内側に下あごの関節の骨があります。下顎頭とよんでいます。
左右で形がちがうのがわかるでしょうか?右の下顎頭は丸い形をしていて、左の下顎頭はつぶれて平べったい形をしています。通常、下顎頭は丸っぽい形をしておりますので、左側の下顎頭の形が変形してしまっていると考えられます。
あごが変形してあごの長さが短くなると、場合によってはあごの位置が短いほうにずれてしまいやすくなってしまいます。
歯科治療をする際にはあごのずれなどをあごの運動検査などで確認して元の位置に戻した状態で治療をする必要がある場合があります。
歯が抜けてしまうと顎がズレやすくなってしまいます。
奥歯がたくさん抜けてしまっているの方はしっかりとした入れ歯なりインプラントを入れることをお勧めしております。
歯が少なくなると、残っている歯でかみやすい位置に顎をずらして噛む習慣ができてしまいます。お食事の際もかみやすい位置でなんとか食べようと顎の位置をずらして噛む事にだんだんと慣れていきます。
顎のズレが習慣化してしまうと顎の関節や周囲の筋肉、歯に予定外の力がかかり、顎関節症となってしまう事が考えられます。口が開けにくい、頭痛がする、肩こりがひどいなどの症状が出てくる事がしばしばあります。
顎の位置を元に戻すためには、顎の正しい位置がどこにあるのかを精密検査して、正しい位置で噛む治療用の入れ歯を入れて顎の位置が順応するのを確認していく必要があります。
顎のズレの精密検査方法は下記のリンクページをクリックしてご覧ください。
顎がずれる原因は色々考えられますが,原因の一つにかみ合わせの問題があります.
上下の歯の関係や顎顔面の骨格的な問題が複合して顎がずれると考えられています.
生まれたときから顎がずれている人はいないでしょうから,顎のずれは基本的に後天的に起きていると考えられます.
顎の位置は上下の歯の当たりによって決まりますから,顎の位置がずれるということは上下の歯の当たりのずれ,すなわちかみ合わせのずれが原因と言えま
す.
ところが顎の位置のずれとかみ合わせのずれが関連していると言う考えは一般的ではありません.
なぜなら,顎の位置のずれやかみ合わせのずれを定量的に測定する方法が一般
的ではなかったからです.
ここに問題がありました.現在では医療機器が発達し,顎がどちらの方向にどれぐらいずれているのかを測定することができます.
そのずれを正常な位置に戻してあげることが治療の方法ということになります.
要注意です。口を開けると顎が鳴る!というかたは、顎関節症だということを自覚する必要があります。
顎の関節は、上あごと下あごの間に関節円盤という軟骨がクッションのように挟まっています。正常な場合はこのクッションが下あごの関節が動くのといっしょに移動します。
顎が鳴る方の場合は、この関節円盤というクッションが多くの場合前にずれてしまっています。クッションがずれると、下あごの関節が動くときに2つが引っかかってしまい、音がします。
つまり、簡単に言うと顎を開けた時に音が鳴るという場合は、顎関節の軟骨がずれてしまっていると言えます。
軟骨が前にずれると、噛んだ時に下あごは反対に後ろにずれた位置にずれていきます。
顎の関節は、下あごが後ろにずれないように筋肉や靭帯でしっかりと前に引っ張られていますが、軟骨が前にずれると、軟骨の後方に隙間ができてしまい顎が後ろにずれてしまいます。
そのため、治療法としましては、歯ぎしりの際に、関節円盤という軟骨を前に引っ張る力が強く働かないようにすることと、下あごが前に誘導されるようにかみ合わせを前に移動した位置で安定させることが必要になります。
顎のズレと歯科治療に関しましては、下記のリンクページをご覧ください。
顎がずれていてその治療を行う場合,まずはその顎のずれはどれぐらいずれているのか検査を行う必要があります.
その検査を行った結果,顎の位置がずれていて症状もあり,治療が必要となった場合に様々な治療の方法がありますが,従来は外科的な方法が採用さ
れていた時代もありました.
顎の関節はちょうど耳の前になりますが,外科的に皮膚を開いて顎関節が見える状態にして手術をして顎の位置のずれを直す?治す術式がありました.
しかし最近では日本でそのような顎の関節の外科手術は行われなくなってきています。
海外では一部そのような手術が行われているところもあるようですが,やはり一般的な方法にはなっていません.
顎の関節は一度手術をしたり切除など行うと元の形態に治癒したり再生することはないため,外科的な治療は廃れて保存的な治療が一般的になっています.
また,顎の関節の位置のズレではなく顎の形態のずれ,顎の形が左右非対称という場合には顎変形症と病名で外科手術が適応になります.
整体で治療する内容は,関節や骨格の歪みを直すものとされています.
顎の位置がずれているのを補正するのはいいのですが,対処療法のみでズレた原因をとる治療を考えていません.
関節や骨格の歪みをを治しても,歪んだ原因を取らなければまたズレてしまいます.
顎が本当にズレているのかいないのか,ズレているとすればどのぐらいズレているのか,そもそも正確な診査診断を行っていないため,なぜ顎のズレが起きているのか病状の把握をしないまま対処療法のみを行っていると言えます.
顎のズレの多くは上下の歯のかみ合わせに起因していることから,かみ合わせの検査と顎のズレの検査はほぼ同じです.
かみ合わせに不具合があると人間の体はそれを避けようとして顎をずらして上下の歯を噛むようになってきます.
一時的にはいいですが,次第にそれが慣れてしまい,顎がズレた位置で普通に噛むようになってしまいます.
顎のズレの治療は,整体ではなく歯科医院で治療するのが正解です.
顎のズレってどうやって調べるの?って考えたことありますか?
歯の悪い方は顎がずれて咬み合わせが悪いとまた歯が悪くなりそうな予感がするかもしれませんが、通常の方は顎がずれても自覚症状がないことも多いです。
歯科治療をする際に、顎の緊張や運動の制限がある場合は、顎のズレが疑われますので、かみ合わせに影響する歯科治療を行う際には顎のズレを確認してから治療を行うことが本当は必要です。
顎がずれたままの位置でかみ合わせを調整すると、顎の位置を戻した時に歯咬まなくなってしまいます。
そのため、顎のズレを治すのであれば、精密にどれくらい顎がずれてしまっているかを確認する必要があります。
顎がずれるのと顔が歪んでいるとは、少し意味合いがちがいます。
顎がずれるというと、顎の関節の位置がずれているということを言っています。
例えば顎を右にうごかしてずらした位置で噛んで鏡を見てみてください。顎がずれていると思います。これは、骨格が変わったわけではなく、顎の関節の位置が移動してずれたということです。
顎のズレは、通常歯をかみ合わせたときに、顎の関節の位置がずれてしまっている場合のことを言います。
その為、顎の位置を元に戻した位置で噛めるようにすると顎のズレは直ります。
ここで注意していただきたいのは、顎の位置のズレが治っても、骨格が左右非対称に成長してしまっている場合は、顔が歪んで見えてしまいます。ただ、多くの場合は、顎のズレを直すことで、ある程度顔の歪みも回復します。
理解しにくいことのようですが、顎のズレは顎の関節にある骨の位置がずれていることで、顔の歪みは骨格や表面の筋肉のズレというと分かりやすいのかもしれません。
顎のズレに関しましては、顎の関節の運動の検査でどれくらいのズレがあるのか精密に解る事ができます。
詳しくは顎のズレの検査のページをご覧ください。
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あなたの顎が左右のどちらかに曲がっている場合、顎関節症が起こりやすい状態と言えます!
顎が左右にズレている方に顎関節症が発症しやすい事が知られています。
特に、顎がずれている側の顎関節に問題が起こりやすくなっております。
顎の関節は、後ろに押し込まれた場合に問題を起こしやすいため、顎がずれている側は顎関節を後ろに押し込みますので顎関節症になりやすくなります。
また、同様に顎が下がってしまっていたり、顎が小さい方は顎関節症となりやすくなります。
顎が押し込まれないように噛み合わせの修正やスプリントを調整することになります。
あごの見た目が曲がってしまっている場合は、顎の関節もずれている場合が良くあります。歯科治療をする前にまずは検査をすることをお勧めしております。
ご自身の顎の関節に問題があると感じている方は、まず顎関節の検査をされることをお勧めしております。詳しくは下のリンクページをご覧ください。
顎がずれている場合,自覚症状がある場合とない場合があります.
症状がある場合,様々な種類の症状あるとされています.顎の違和感,痛み,口を開けにくい,口が開かなくなる,口を開け閉めするときに音がする等です.
場合によっては耳が聞こえにくくなったり,目の奥が痛いといった症状が出る場合もあります.
また顎を動かす筋肉は頭や首,肩につながっていることから,頭痛や肩こり,ときには全身の症状に影響を及ぼしている可能性も研究されています.
そういった症状が続くと自律神経の乱れに繋がり全身の不調につながったり,精神的にも不安を感じるようになる可能性も指摘されています.
しかし,顎がずれていれば必ず症状があるとも限りませんし,上記に上げた症状のすべてが発言するわけではありませんので,不安になる必要はありません.
何か気になる症状があればその時点での受診をお勧めします.
あなたの顎がズレている場合、骨の成長発育の問題で骨の長さが短いなどの理由で顎がズレてしまっている場合もありますが、顎の関節の位置がずれている場合が考えられます。
顎が後ろに下がってしまっていることはレントゲンを撮影するとわかります。
その際に、顎の骨が吸収したり変形したために顎が後ろに移動しているのか、顎関節症のために関節の軟骨が前にずれたために顎の骨が後ろに滑ってしまってずれているのかは判断できません。
そのため、顎の前後的なズレがある場合は、顎の運動の検査を行い、前後のズレが関節などの軟組織の変形によるものかを判断する必要があります。
顎の位置のズレは外から見てもわからないため,一般の方はもちろん,歯科外来においても症状の訴えがなければ指摘されることは多くはありません.
レントゲン診査においては進行した骨の変形はある程度わかりますが,顎のズレはほとんど把握できません.
症状のあるなしに関わらず放置した結果,口が開かなくなったり顎が痛くなったり,歯や歯周組織に問題が起きたり,また頭痛や肩こり,耳が聞こえにくいなどの全身症状にに繋がる可能性も指摘されています.
問題は,通常の診査ではわかりにくいことです.顎のズレを把握するには,専門的な器材や知識が必要になります.
また顎のズレと同時にかみ合わせのズレを確認する必要があります.
かみ合わせがずれることで顎のズレにつながることがあるからです.
症状のあるなしに関わらず顎のズレが疑われる場合には,専門的な知識と技術を持った医療機関を受診しましょう.